折りたたみ市場


タイ14日目/バンコク


メークローン市場。以前、TVで見て印象に残っている場所です。
線路に売り場を広げ、電車が通過する毎に商品を引っ込めることで有名な傘たたみ市場です。

バンコクに来たら、是非ここにはイッテおこうと1日予定しています。

下記の情報を予めスマートフォンに入れて準備万端。どんな問題が発生しても大丈夫です。


【バンコクからメークローン線路沿い市場まで電車で行く方法】 --------------
  1. タイ国鉄 ウォンウィアン・ヤイ駅 8:35発 → マハーチャイ駅 9:28着(終点駅)。
    運賃は10B。所要時間1時間弱。
  2. 進行方向から見て左手にある駅出口へ。駅を出て右に100mほど進むと桟橋が見える。 
  3. 対岸までの渡し船は3B。所要時間数分。 
  4. 対岸に着いたら、右に300mほど進むとバーンレーム駅。所要時間数分。
  5. バーンレーム駅 10:10発 → メークローン駅 11:10着。運賃は10B。

Wongwian Yai Railway Station (สถานีรถไฟวงเวียนใหญ่) @13.724280,100.490820
Maha Chai Railway Station (สถานีรถไฟมหาชัย) @13.546019,100.276371
Ban Laem Railway Station (สถานีรถไฟบ้านแหลม) @13.541876,100.269934
Mae Klong Railway Station (สถานีรถไฟแม่กลอง) @13.407610,99.998090

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以前、香港の裏道で迷子になった時、現地の人に英語で話しかけてもダメで大変困った記憶があります。
このエリアでは英語が通じないようなので、チケットの購入時に指さし会話ができるよう事前に駅名を英語/タイ語で用意しています。



7:10にホテルを出て、MRT(地下鉄)でスクムビット駅 → シーロム駅。
BTSシーロム線に乗換、サラデーン駅 → ウォンウィアン・ヤイ駅に8時に着。
地図で見る限り、国鉄ウォンウィアン・ヤイ駅は目の前のはずだったのですが見当たりません。

国王様あってのタイ

ホント、タイって凄いね。
バスの昇降口の扉開けたまま走っているし、道の真ん中でバスを止めるし、乗車可能人数を超えて走る軽自動車(上の写真)。

1Km歩いて焦り始めた時、狭い路地を覗くと駅を発見。
お店に埋もれるように、オレンジ色の電車が見えます。電車がなければ駅と分かりません。
駅には改札口がなく、誰でも自由に入れます。

タイ国鉄 ウォンウィアン・ヤイ駅

切符売場で、マハーチャイまでの運賃10B払い切符購入です。

電車はディーゼルで、乗客の殆どは地元の人達。
8時35分、定刻通り電車は出発。

出発してほどなくして、車掌さんが検札に。日本の車掌さんが持っていたアレと一緒です。

そういえば、この電車、駅に到着してもアナウンスがありません。どの駅に着いたのか知るスベが無いのです。まぁ、終点のマハーチャイ駅まで行くので問題はありませんが。


ローカル線の車窓の景色を楽しみます。

線路沿いにゴミがやたらと多いことに気付きます。
あっ! 前のボックス座席の客が窓からゴミを捨てやがった。

えっ! ホームをバイクが走ってる。
おっ! 猿がいた。毛色がクリームの親子猿です。


大きく揺れる電車は、意外にも眠気を誘います。
ウトウトしていると、周りの多くの客が降りています。ハッと時計を見ると到着時間を数分遅れ。
ようやく着きました。カメラを持って降車。

あれ?たしかマハーチャイって終点駅だったよな。なんで電車が走り去るんだ?
もしかしてココは終点駅ではない? やっちまったなぁ~。

辺りを見まわしても、外国人観光客が降りるような駅ではありません。

とりあえず、近くにいるモーターサイ(オートバイタクシー)のドライバーに、マハーチャイはどこか尋ねると、まだまだ先のよう。タクシーは何処だと尋ねると、この先のメインストリートに行けと。「おまえ、タクシーちゃうんかい」と思いつつも、しばらく待ってみよう。

でも、待てども待てども次の電車は来ないし、タクシーは通らない。

40分待ったところ、1台のタクシーが走ってくるのが見えます。手で合図を送っても、こちらを一瞥するだけで止まってくれません。


バンコクから乗ってきた鉄道はメークロン線。目的地であるメークロン駅は、川の対岸のメークロン西線の終点駅。西線は1日4本しか運行しません。
この時間に向かってメークロン市場の電車運行を見るには、最終電車を見送ることになりそうです。乗合バスで帰ってくる手段がありますが、無かった場合のことを考えるとリスキーです。

今日は、諦めてバンコクに戻ろう。

さて、戻るための切符売場を探しても見つかりません。
先程のモーターサイのドライバーに、バンコクに戻ることを告げ、切符売場を確認しました。
「そんなもんは無い、切符無しでそのまま乗れ」との返事。


しばらく待つと、バンコクに向かう電車がきました。
周りの乗車する客を見ると、たしかに皆切符を持っていません。後に続いて乗車です。


んな、アホな? 電車の扉が閉まらないなんて!


閉まらないのは、この扉だけのようです。
周りの乗客は何も気にしていない様ですし、車掌も開いていることを認識しながらも素通りです。
バスの昇降口扉が開いたままのタイですから、電車の扉が閉まってなくてもいいんでしょうね。


メークローン市場には行けませんでしたが、タイのローカル線は刺激的で楽しかったです。
機会があればまた乗りたいな。

出発点である、ウォンウィアン・ヤイ駅に戻ってきました。
私、切符購入していないのですがどうしたら良いのでしょう? とりあえず、降りてみます。
皆、改札がないのでそのまま駅を後にします。
んんん? 切符が売られていない駅からの乗車は運賃とらんの? さすが国鉄です。


ホテルにようやく戻ってきた頃には、お昼を大分過ぎた時間。
昼御飯は、美味しいそうな店に。 Soi24の「泰榮」。

タイヌードル

次々と注文が

英語のメニューありません。店員がテキトーに注文通してくれました。
何がでてきたのかは分かりませんが、めっちゃ美味しいです。
有名店らしく多くのお客さんで賑わっていました。


さて、この後どうしよう。

時間がぽっかり開いてしまったので、髪を切りに行こうかな。
泰榮を後にして、うろうろしていると、ちょうど散髪屋を見つけました。
店内には、駐在の日本人客とネイルをしている女性客だけでした。

店主に、カットOKか確認し入店しました。

私の髪ってキーワードは1つだけ 「ベリーショート」。
ミニカーを持つ手の仕草で頭を滑らせたらバリカン。相手は分かってくれます。
カットのみで250B、安いです。

明日は日本に帰国なので、お土産を買っておきます。
セレブちっくなスーパーを見つけたので、タイカレーと生こしょうの実を購入。


運転席で寝たらいいのに

タイの電線って電気保安協会の人が見たら怒るだろうね。(上の写真)


タイ最後の夜は、アソーク駅近くの大衆食堂 SUDA

多くの外国人旅行者で賑わいます

チャーハン

エビフライ

野菜とつみれスープ

最後の最後までパクチーはダメでした。パクチーさえ無かったらタイ料理サイコーなんだけどな。
注文する時、辛さの調整はしてくれるけど、Noパクチーなんて言ったら入店拒否されそうだし。


楽しかったタイの滞在が終わります。

タイの人の発想の豊かさには驚かされます。ルール度外視でいろいろなことをやらかします。
でも、おおらかな人柄でとても親しみやすい人達でした。


いつかまた訪れたいです。