オホーツク海


6月下旬。 沖縄は梅雨が明けベストシーズン。

その時期に、北の冷たい海を選択するのは少数派なのでしょうか?



北海道 知床 1日目  天候:晴 気温:22℃

地図:知床のダイビングポイント
ポイント
時間
水温
透明度
1
ローソク岩
10:02 / 10:44
7℃
10m
2
ローソク岩 
13:19 / 14:08
7℃
10m
3
ローソク岩
20:12 / 20:48
7℃
ナイト

Diving Service 知床ダイビング企画


初めてのオホーツク海。
天気に恵まれ、海はベタ凪です。

トド岩
遠くに国後島のシルエット

水温が一桁と聞いているので、暖かい下着にトレーナー&フリースを重ね着してput カイロ。
ドライスーツを着ると暑いくらいの陽気です。

エントリー口
ローソク岩

いよいよオホーツク海にDiveです。エントリーは、ローソク岩横のビーチから。
水温は7℃。着込んでいるおかげで水温が低くても大丈夫です。でも、動きにくいんだけどね。

エントリーして直ぐに昆布などの海藻エリアとなっています。

羅臼の昆布
羅臼の昆布は高級品

昆布を掻き分け、水深を下げていくと砂地に。カレイやクモヒトデがそこらじゅうにいます。

宇登呂側の遠浅の海に比べ、羅臼側の海は海峡となっているので生物の種類が多い様です。

今日のリクエストはダンゴウオですが、数日前に、水温が上がり成体は深場に移ったようです。
ファンダイビングで楽しめるのは、海藻に隠れる小さなダンゴウオ。2週間前にハッチアウトしたばかりなので、サイズが5mmです。目にピントを合わせるのが大変。


アキギンポ

オニカジカ

ホテイウオ 稚魚

クサウオ 稚魚

エビ


お昼ごはんに
北海道限定 どん兵衛、おにぎり(鮭バター醤油)

コンビニで買ったカップ麺とおにぎりを食べた後、オオセグロカモメを観察。

オオセグロカモメ
近寄れます

オオセグロカモメの卵

午前と午後に2Diveした後は一旦解散。 今夜はナイトダイビングの予定です。


まずは、冷えた身体に温泉。ということで、日本で最北東端に位置する相泊温泉(地図)に。

相泊温泉の説明
6月~10月 24時間無料

波打ち際にある温泉

ベニヤ板で男女を分けています

お湯の温度は40~42℃。少し海水が混ざっています。
波打ち際まで3mの距離。時化となると埋まってしまいます。
海が見える露天風呂なんですが、湯に浸かるとテトラポットが邪魔なんです(笑)
でも、気持ちイイ温泉です。

身体がポカポカになったので、窓を全開にして宿に戻ります。
途中、道路脇でキタキツネの兄弟が無邪気に遊んでいるじゃないですか!
思わず車を停め、じゃれ合っている彼らを観察することに。めっちゃ可愛いです。

キタキツネ
遊ぶのに夢中

宿に戻り、カメラのセッティングです。
今夜のナイトダイビングでは、標準ズームレンズを使います。
昼間に100mmマクロを使用してしたので、ポートを交換します。その作業中に、あれ?
ポートはINON製、フォーカスリングに磁石が使われているのですが、ここに砂鉄が付着しています。知床半島は火山活動によってできた歴史があり、どうやら海底の砂には砂鉄が含まれているようです。

ナイトの集合時間になりました。今夜はスーパームーン。
満月の夜、海中は期待出来ます。

トド岩で休むカモメと満月
大きな満月

夜の海のなかは、昼に比べ賑やかになっています。
クマガイウオのオスはヒレを全開にし、ピノキオのように突き出た鼻を持つメスにアタック。
トクビレがビュンビュン飛び。
クリガニのメスは、オスをお腹に抱えペアになっています。みんなエロいぞ。

クリガニ交尾
クリガニ メス:大 オス:小


宿は、民宿本間です。
夕食には、鹿肉のステーキをいただきました。

民宿本間の夕食
夕食

民宿本間の朝食
朝食