羅臼から見える国後島。
国後島 羅臼山 |
北方領土問題が日露にとって良い形で解決するといいですね。
北海道 知床 最終日 天候:くもり 気温:21℃
Diving Service 知床ダイビング企画 |
1本目は、100mmマクロでダンゴウオを中心に撮ります。
泳ぎが可愛い |
お、ホテイウオが複数固まっています。やったぜ!とばかりに意気込むのですが、気ばかり焦って微妙にピントが合いません。
ダンゴ3兄弟ならず |
あれ? ファインダーを覗くと画面全体がモワ~ンとなってる。 放精で濁っているのかな?
アカホヤの放精 |
他の被写体を写しても写真全体がモワ~ンとなってる。なんか嫌な予感がするんですが。
移動しながらハウジングの状態を隈無くチェック。
すると、カメラのモニターを覗けるハウジングの窓の左下が微かに曇ってる?
ハウジングの角度を変えると、水滴の筋が3本走る。
「 げっ!( 水没??? ) 」
目を見開き、数秒固まってしまいました。
思考が回復すると、直ぐにカメラの電源をOFFにし、ガイドさんにハウジングを見せる。
『 !!! 』
次の瞬間、2人で陸まで猛烈にフィンダッシュ。
ハァハァ言いながらゲストハウスに戻り、ハウジングの中身を確認すると海水が少し入っています。カメラを取りだし、濡れている箇所を確認。ハウジングの窓が曇ったのはカメラもしくはレンズが熱を発した証拠です。どこかの電子回路に海水が触れた可能性が??
カメラからバッテリーとCFを抜き、カメラ、レンズ、ハウジングをタオルで隅々まで拭いていきます。
レギュのフリーフロー(前回からですが)、ドライの水没(自分の管理が悪いのですが)、ハウジングの水没でテンション↓↓↓
ゲストハウス内の空気も沈んでいます。
そんな状況を一掃してくれたのがシャチ。
なんと、ゲストハウスの窓からシャチが見えます。母子らしき集団3匹、孤独なオスが1匹。2箇所でシャチを見ることができます。
女性ダイバーは大興奮。歓喜の声を上げ、飛び跳ねています。
でも、私の目は平均値以下。周りの人が言うほど見えてないのです。双眼鏡を借りて、シャチの観察をさせてもらいました。
知床ブラボー。
野生のシャチが目の前の海にいます。
テンション↑↑
なんとかして写真を撮りたいな。
水没したカメラはもう乾いているはずだ。動くはずだと、頭は都合良いことを考え始めている。
ちょ、ちょっとだけ電源入れて試してみようかな。
恐る恐る、ポチッ。
パイロットライトが赤く点灯。 電源入ります。
CFからデータ読み込みは? 問題なくプレビュー可能。
じゃあ、レンズとの連携は? オートフォーカスは機能しています。
お! もしかして正常に動いてる?
テンション↑↑↑↑
早速、カメラを構えてシャチを探します。
シャチ (トリミング) |
ファインダー越しに息継ぎの時のブローまで確認できます。
ダイビング2本目は、カメラ無しです。
おそらくポートからの浸水が原因だと思われます。
2日前に、100mmマクロのポートを使用した際、フォーカスリングに多量の砂鉄が付着していました(Blog参照)。昨夜、標準ズームレンズのポートから100mmマクロのポートに交換作業している時に、砂鉄が隙間に入り込んだと推測されます。
カメラを持たずにダイビングする時に限って、良いシーンに遭遇するんですよね。
2組のクリガニの交尾が同じ場所に。
アカホヤの上にヤドリイバラモエビが。
「 心のシャッターを切ったぜ 」と強がりを言ってみます。
今日がダイビング最終日。
知床でのダイビングは、想像以上に生物が豊富で楽しかったです。
でも、消化不良のまま終わってしまった感じなので、また季節を変えてこの海に戻ってきます。
宿に戻って温泉に行く準備をしていると、窓から3匹のエゾシカ親子が見えます。
子育ての時期は、ほのぼのとした光景で心が和みます。
民宿の窓から |
今日のお風呂は、知床縦断道のゲート前にある熊の湯温泉です。
24時間無料 |
川の橋を渡ると温泉があります |
乳白色の湯 |
お湯の温度は42~45℃。
地元のご年配の方は、「熱い時は金玉にぎって入れ」とおっしゃいます。
お風呂に浸かりながら、見える景色は森林、聞こえるのは川の音。極楽です。
宿は、民宿よね丸。1泊10,000円。
宿泊費を10,000円にすると料理がグレードアップ。食べきれないッス。
夕食 |
朝食 |