6月下旬。 沖縄は梅雨が明けベストシーズン。
その時期に、北の冷たい海を選択するのは少数派なのでしょうか?
北海道 知床 1日目 天候:晴 気温:22℃
Diving Service 知床ダイビング企画 |
初めてのオホーツク海。
天気に恵まれ、海はベタ凪です。
遠くに国後島のシルエット |
水温が一桁と聞いているので、暖かい下着にトレーナー&フリースを重ね着してput カイロ。
ドライスーツを着ると暑いくらいの陽気です。
ローソク岩 |
いよいよオホーツク海にDiveです。エントリーは、ローソク岩横のビーチから。
水温は7℃。着込んでいるおかげで水温が低くても大丈夫です。でも、動きにくいんだけどね。
エントリーして直ぐに昆布などの海藻エリアとなっています。
羅臼の昆布は高級品 |
昆布を掻き分け、水深を下げていくと砂地に。カレイやクモヒトデがそこらじゅうにいます。
宇登呂側の遠浅の海に比べ、羅臼側の海は海峡となっているので生物の種類が多い様です。
今日のリクエストはダンゴウオですが、数日前に、水温が上がり成体は深場に移ったようです。
ファンダイビングで楽しめるのは、海藻に隠れる小さなダンゴウオ。2週間前にハッチアウトしたばかりなので、サイズが5mmです。目にピントを合わせるのが大変。
お昼ごはんに
北海道限定 どん兵衛、おにぎり(鮭バター醤油) |
コンビニで買ったカップ麺とおにぎりを食べた後、オオセグロカモメを観察。
近寄れます |
オオセグロカモメの卵 |
午前と午後に2Diveした後は一旦解散。 今夜はナイトダイビングの予定です。
まずは、冷えた身体に温泉。ということで、日本で最北東端に位置する相泊温泉(地図)に。
6月~10月 24時間無料 |
波打ち際にある温泉 |
ベニヤ板で男女を分けています |
お湯の温度は40~42℃。少し海水が混ざっています。
波打ち際まで3mの距離。時化となると埋まってしまいます。
海が見える露天風呂なんですが、湯に浸かるとテトラポットが邪魔なんです(笑)
でも、気持ちイイ温泉です。
身体がポカポカになったので、窓を全開にして宿に戻ります。
途中、道路脇でキタキツネの兄弟が無邪気に遊んでいるじゃないですか!
思わず車を停め、じゃれ合っている彼らを観察することに。めっちゃ可愛いです。
遊ぶのに夢中 |
宿に戻り、カメラのセッティングです。
今夜のナイトダイビングでは、標準ズームレンズを使います。
昼間に100mmマクロを使用してしたので、ポートを交換します。その作業中に、あれ?
ポートはINON製、フォーカスリングに磁石が使われているのですが、ここに砂鉄が付着しています。知床半島は火山活動によってできた歴史があり、どうやら海底の砂には砂鉄が含まれているようです。
ナイトの集合時間になりました。今夜はスーパームーン。
満月の夜、海中は期待出来ます。
大きな満月 |
夜の海のなかは、昼に比べ賑やかになっています。
クマガイウオのオスはヒレを全開にし、ピノキオのように突き出た鼻を持つメスにアタック。
トクビレがビュンビュン飛び。
クリガニのメスは、オスをお腹に抱えペアになっています。みんなエロいぞ。
クリガニ メス:大 オス:小 |
宿は、民宿本間です。
夕食には、鹿肉のステーキをいただきました。
夕食 |
朝食 |